●ノーリアクション笑笑地獄+ぢ・ダウンタウン
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<2005.12.18OA>
第1回 ガキの使いやあらへんで!!
チキチキ
ツッコむタイミングはどこだ!?
先輩芸人から大いに学ぼう~!!

浜「松本さん、タイトル聞いただけじゃ分かんないですよね」
松「ちょっと分かりにくいかも分かんないですね。今日、僕あの~、先輩芸人からいろんな事を学んだ方がいいんじゃないかな、と。一人ですね、ある尊敬できる先輩芸人を今日来て頂いてですね、その方が今、ちょっとインタビューをされてるんで、我々がちょこちょこちょこちょこ…何か要らん事をしますけども、

絶妙のタイミングと絶妙のフレーズでツッコんで頂けるという…」
浜(頭パーン!)
山・田・遠「お~っ!!」
遠「これは大いに勉強になりますね!」
田「いや~、これは勉強になりますよ~!」
浜「誰なんですか?」
山「それ、問題ですよねぇ…」
松「特にまあ、まあ…、今日はね、え~、尊敬できる―僕の大尊敬する先輩を呼んでます」
浜「言えてないやん!尊敬してないがな!」
松「ちょっと、コレ見て頂いていいですか?」(と、後方のパネルを指す)
浜「取っていいですか?」(と、幕を取る)

松「笑瓶です」
遠「あ、笑瓶さん?」
山「呼び捨てじゃないですか!」

浜「コレ…、何学ぶとこあんの?」
(大爆笑)
遠「いやいや、あの~…」
田「浜田さん!浜田さん!」
山「いや、浜田さん、ありますよ~!」
遠「ダウンタウンさんはどう思われてるか分からないですけども、我々はねぇ」
田「いや、そうですよ!」
浜「言うときますよ。コイツ…、正味な話が、ウチと笑瓶は半年違いです」
田・遠「えっ?」
松「芸歴的にはですね」

浜「『良かったー』言うてたもん」
(大爆笑)
遠「(芸歴が)上で?」
松「この6ヶ月をナメたらダメですよ。凄いこの6ヶ月の差っていうのが、やっぱ出てますからね」
笑福亭笑瓶兄さんが、鶴瓶師匠の弟子として芸能界入りしたのは81年の事。鶴瓶一門の弟子のほとんどは、かつて師匠がほとんど落語をしていなかった時代に弟子入りしたのだそうだ。兄さんが弟子入りの際、師匠(もちろん当時はアフロ)に「俺、落語ほとんどやらへんで」と言われたものの、「いえ、僕も落語する気ないですから」と言ったのは、つとに有名な話だ。
翌82年、師匠がメインを張っていたMBS「突然ガバチョ!」に初出演。86年、日テレ「鶴ちゃんのプッツン5」スタートと共にレギュラー入り。ウィッキーさんやサリーちゃんのよしこちゃんのモノマネでブレイクを果たした。松竹芸能所属だったが、鶴さんと邦子さんに太田プロへの移籍を誘われ、松竹と師匠の粋な計らいでスムーズに移籍。以後は東京を拠点に活動し、芸歴既に25年間。
そんな笑瓶兄さんが、後輩のちょっかいに対して如何に絶妙なタイミングでツッコミを入れるのか―というのが今回の企画のポイントだ。
松「何故、名前の中に『笑』が入ってるのか分からないですけども…」
浜「アハハハハ…」(手を叩いて大喜び)
遠「えっ?先輩芸人から大いに学ぶんですよね?バカにするコーナーじゃないですよね?」
山「2個入ってる、『笑』が」
松「アハハハハ!」
田「貪欲ですね!貪欲やなぁ!」
遠「貪欲やなぁ!」
松「ホンマや!『笑』が2個入ってる!

居酒屋で言うたら 笑笑 や!」
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では笑瓶兄さんのインタビュー、スタート。
テーマは「笑福亭笑瓶 半生を語る」。

イ「ではまず、ご幼少の頃のお話をお聞きしたいんですけど…」
笑「ご幼少という程のもんじゃないんですけどね~」
イ「笑瓶少年は、どのようなお子さんだったんでしょうか?」
笑「えっとね~、もう…、全く勉強をね、しない。だから、小・中の間は全く授業中に本を読んだり、先生の話を聞いたりとかはしないタイプの子供でしたね」
インタビューが行われている部屋に、5人がやって来た。
現場と衝立を挟んだ反対側には、笑瓶さんにちょっかいを出す為に様々な道具が用意されている。

5人がまず最初に手に取ったのは、猫じゃらし。まずは軽めに責めていく作戦を執る。
松「それちょっと、やってもらっていいすか?」
イ「まあ、周りのお友達に比べて、笑瓶少年は特に…?」
笑「まあ、生まれもってね、まあ、ありがたい事にこの顔頂いてますんでね。だからまあ、とりあえず―

え~、まあ笑ってもらえるというかね、そういうのがありましたね」
イ「まあ、大学は…え~、大阪芸術大学でいらっしゃいますよね?」

笑「はいはいはいはい、そうですそうです」
イ「その大学に進学をお決めになった決定的な理由というのはございますか?」
遠(先っちょに水を付ける)

山「フフフフ…」(笑いを必死に堪える)
松(笑いを堪えつつ、山ちゃんの左肩パーン!)
笑「これね~、話するとね~、長いんですけれど、役者の方に憧れを持ってましたんでね。で、あの~、日大の映画・演技専攻とかね、そういうその~…

学校に、あの~、行きたいなと思てたわけですよ。そいでそれがね、学力全然ダメなんで、さっき言った通り勉強してなかったんでね。で、まあ一浪しまして―」
凄い!猫じゃらしで思いっ切り邪魔してるのに、全くノーリアクションの笑瓶兄さん。
遠「凄い耐えた!このタイミングじゃないんですか?」
浜「ないねん、ないねん」
遠「両方だって、見えてないんですよ」
浜「ずーっと片っぽ(左目)こう入れてたのに、それでもそんなん…」
松「隣のおっさん、こんなんやってくれるか?」
いやいや、やらないやらない。
松「隣のおっさんなんて、すぐ言う。『何してんねん』て」
続いて5人は、氷を使用する事に。
山「背中 氷はなかなかキツイですけど…」
イ「本格的な芸能界入りのきっかけと申しますと…」

浜・松・遠(氷を1個ずつ背中に入れる)
笑「はい、はい」
イ「やはり、鶴瓶師匠に?」
笑「そうですね。それは20…大学卒業する手前で…

浜(氷を残り全部入れる)
からですね、え~…あの~…ウチの師匠がラジオやってましてね、それでラジオを聴いてですね、

あの~何ていうんですかね…(背中がカラカラ鳴る)
5人(笑いを必死に堪える)
あの~、感動したというか、若者のメッセージをよく聞かれて、そのメッセージに対して答えられるというか…」
背中で氷がカラカラいってるのに、まだまだノーリアクションの兄さん。
遠「違うわぁ…」
山「凄いなぁ…」
続いて―
笑「…自分もまあ、そういうテレビ・ラジオの仕事ができればなぁ~、と思いましてね」

松(万能ネギで頭パーン!)
イ「(落語とは)違う方へのアプローチ?」
笑「はい、そうです。はい。そうですね」

山(消しゴムのカスを口許へポーン!)
遠(おもちゃのピストルを額にピタッ)
松(更にネギで頭パーン!)
イ「とするとまあ、弟子入りなさった時のエピソードとか思い出なんかございますか?」
笑「あっ、それはですね、あの~…
山(消しカスを更にポーン!)
遠(ピストルを顎にピタッ)
まあ、いろいろと思い出といったら…どうしましょうか?あの~、友達みたいな感覚で。はいはい。

松(もう一回、ネギで頭パーン!)
浜(手錠を右手にガチャッ!)
友達みたいな感覚で、弟子を扱って頂きまして、

浜(後ろ手に羽交い絞めして、左手にも手錠ガチャッ!)
田(しゃぼん玉をフーッ)
お兄さんと弟みたいな感覚でしょうね。ええ。

遠(空気シュポ=カメラの手入れに使うブロアーで、顔面シュッシュッ)
…だから、弟子と師匠の関係が凄く厳しいいう事もあるんですが…」
これだけいじり倒したのに、まだノーリアクション。
田「消しゴムのカス、凄い入ってましたよ!」
遠「あっ!今もちょっとペーペーしてる…」
浜「アハハハハハハ!」
山「ちょっと…(手錠で)動けないんじゃない?」
遠「おかしいでしょ?コレ」
田「大丈夫ですか?手錠して…」
と、ここで―
松「熱いもんやられると、俺は―」
浜「なるほど!」(松本さんを指差す)
松「これはいくんちゃうかな?」
田「身体的に反応してしまいますからね」
笑「…『笑瓶ショータイム』というコーナーだったんで。名前も付けて頂いてたんですよ。それで…

浜(顔にきゅうりパックをペタペタ)
で、その名前を覚えて頂く、と。
遠(顔に熱湯スポイトピュッ!)
名前を覚えて頂く、ということで…

田(左手甲に熱湯スポイトドピュッ!)
あの~…(思わずピクッとして笑いを堪える)
山(更に左手甲に熱湯スポイトピュッ!)
だから、嬉しいんですよ。そのやっぱり、あの…事がね、すっごく…

浜(顔面に熱湯スポイトピュッ!)
山(顔の直前でライターボッ!)

ちょっとタバコ…(山ちゃんの火を借りる)」
5人(笑いを堪える)
これは凄い…。ライターの火が顔に当たらんばかりという状況下でも、まるっきり動じることなし。

松「逆に利用したよ」
山「利用しましたねぇ…」
田「いやいやいやいやいやいや…」
すると、浜田さんが―
浜「これもう、せっかくあるからかぶして来るわ!」
と手にしたのは…
笑「あの~、大阪でその~、高視聴率である…『突然ガバチョ!』っていうのを…

浜(アフロヅラをかぶせる)
さして頂いて…、で、まあ何ていうんですかねぇ…、まあ人気も頂いたりで、

こう、間違わずに、殊にライブ性というかアドリブというか、そういう物を多大に必要なとこなんですけども、
山(輪ゴムを両目にざくざく詰める)
松(空気シュポで顔面シュッシュッシュッ)
東京は、1があって2があって―っていうような、あの~、事をね、考えると、
山(輪ゴムを口にも詰める)
遠(頭に万能ネギのせのせ)
大阪でやってる、その、芸能だけでは、ダメだなと、思うところがね、ありましたね~。

そうですね、あの~、はい」

浜(新聞紙で頭パーン!)

イ「まあ、芸歴26年になられるわけですけれども、まあ、この世界で長生きするコツ?

遠(新聞紙でタバコを持った手に籠手!しかも執拗に)
芸能界で長く…」
物凄くいじり倒しているのに、未だノーリアクション。ツッコミを入れる気配はない。
山「これはちょっと…」
松「凄いねぇ…」
5人は遂に飛び道具を起用。
セクシーギャルを目の前に座らせると、笑瓶兄さんはツッコんでくれるのか?
松「こういうのは弱いと思うよ、多分」
笑「まあまあいいか、っていうような、そういう所ももちろんありますし、



ギ(目の前のテーブルに座り、兄さんを誘惑し始める)
ええ、ええ。だから、アレですよね、あの~…
ん~…♥ あの~…

(ギャルをそっと抱擁しつつ)
♪フォカフォ シギソ フォガソ エマニエ~ル…♥(もちろんデタラメ仏語)

エマニエル夫人か、俺は!」
浜「アハハハハハハハハ!! アハハハハハハハハ!!」
松「アハハハハハハハ…! 素晴らしい!!」
絶妙のタイミングで飛び出したツッコミに対し、一斉にオベーションを送る5人。

田「うわ~、すげぇ!凄い!」
遠「ありがとうございます!」
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笑「ここじゃないかな?今の。今の、な?」
浜「フハハハハハ!」
松・田「あ~、なるほど!!」
遠「本当ありがとうございます!」
松「いや~、勉強になりました!」
田「勉強になりました!ありがとうございます、本当!」
山「ちょっと唄っての…」
田「ノッてですね!」

笑「ノリツッコミというやつやね。業界用語で言う」
絶妙のタイミングで飛び出したノリツッコミに、感動すら覚えている様子の5人。
松「いや~、素晴らしかったですね」
遠「すいません、何かインタビューの途中で…」
松「何かね」
田「何か、いろいろ…」

笑「うん。まだ続くみたいやから」
え?まだ続くんですか?では、もっともっと勉強させて頂きます。
イ「それでは、話題をガラリと変えさせて頂きまして、若手のお笑いの芸人の方々はどのように?」
笑「いや、でもやっぱり次世代て凄いですよ。パワーがあってね。

浜(バットを振る体勢から、新聞紙で頭パーン!)
うん、パワーがあって」





浜(更にフルスイングで頭パーン!)
裏では―
山「おまかせやな」
遠「もうこれ、お二人に任せた方がいいんじゃないんですか?」
とりあえず2スイングで帰還した浜田さん。と、ここで山ちゃんが―
山「おじさんを横に座らせるっていうのは…?」
見知らぬおじさんを、相方のように兄さんの横に侍らせると、ツッコんでくれるだろうか?

(おじさん登場)
笑「…難しいお話になるんですけどもね、ええ…」(チラ見)
イ「じゃあ、これから自分の―ご自身のですね、芸人人生、どのように進めていこうと思っていらっしゃるかという事を聞きたいんですけど、お聞かせ願えないでしょうか?」
笑「なるほど、はいはい。展望ですか?」
イ「ええ」

笑「展望ですよねぇ…。展望…(おじさんを見つつ)

はいどうも~、こんにちは~!
え~っとあの~、君ね、え~、奥さんが誕生日やというような―

俺はピンやちゅうねん!」
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またもや絶妙なタイミングで飛び出したノリツッコミに、5人は再びオベーション。

笑「俺、人に弱いなぁ」
人なんですね、兄さんのツッコミたくなるポイントというのは。
松「いや、これもまた、返す返す」
田「ねぇ!」
浜「物じゃないねや…」
田「はい!」
笑「人にやっぱり何か、ゾクッとするもん感じるのかも知れへんなぁ。う~ん」
遠「そういう事ですよねぇ」
松「学んどけ学んどけ、みんな!」
山・田・遠「ありがとうございます!」(兄さんに会釈)
ところで―
山「(取材)まだ続かれるんですか?」
松「まだ続けるんですか?」

笑「取材?うん、もう終わり!」(笑いを堪える)
(大爆笑)
―実は兄さん、そろそろギブ寸前だったらしい。
---------------------------
後半はトーク。
松「あの~、もういろんなとこで浜田さんには僕もう告白してるんで…」
浜「あ~、はいはいはい」
松「ご存知でしょうけども…」
浜「もう聞いてますよ」
松「体調があんまり芳しくないんですよ」
浜「はいはい。これもう仕方ないんですよ。聞いてあげて!」
松「2週間ぐらい前からちょっとあったんですけども、イボ痔になりまして…。正直言いまして…」
(心配そうに松本さんを見ていた客が一斉に爆笑)
松「何がおもろいねん!」
浜「アハハハハハ!お前ら、なった事ないからや! ―あ、俺は別にイボ痔ちゃうからええけど…」
松「まあまあ、あの~、浜田さんはね、もう前からあの~…」
浜「僕、痔瘻ですけども」
松「痔瘻なんで、もう―

『ぢ・ダウンタウン』という事で…」
浜「アハハハハハハ!」
松「アルフィーの『THE』とはまた違う…あの~…」
浜「違う違う。字が違う!」
松「字がちょっと違うんですけども、え~、ダブル痔ということで…あの~…、―ナメてたらエライ目に遭いますね。イボ痔というのはね」
浜「そうですか」
松「最大はね、もうゴールデンレトリバーの鼻ぐらいまでなりましたね」

浜(頭パーン!)

松「鏡で見てね、中にゴールデンレトリバーが入って、出てんのかなぁ、って―」
浜(頭パーン!)
松「いや、ホントに」
浜「入ったら分かるやろ!? そんなもん」
松「そう。いつの間に―『はっ、いつの間に!』とは思いましたよ。で僕、ナメてたんですよね。昔ね、僕20歳過ぎぐらいになった事あるんですよ。で、薬局で買った軟膏でね、2~3日塗ってたら治ったんで、その感覚でおったらですね~、エライ事なって、おケツ痛ぁて寝られないんですよ」
客(「え~っ…」)
浜「あ、そう」
松「ほいで、コレはいかんという事で、あの~、病院をどっか探せ言うてですよ」
浜「なるほど」
松「ほいで何かあの~、えっと、その…痔にかけては、日本では一、二を争う医者がね、青山にいるんです、とか。で、行ったんですけど、ほんならもう何かまあ…そのさぁ、『本当にヤバかったですよ』と。もうちょっと遅かったら、その、いわゆるその痔瘻―」
浜「ほう」
松「『痔瘻になるとこでした』と。もう痔瘻になったら最悪ですよ!!」
浜「うるさいなぁー!! 俺、もう何年も痔瘻や、俺!」
松「アハハハハ…。だってアレ、手術せなアカンもんね」
浜「手術? 今はもう簡単らしいよ」
松「えっ?ウソやん!じゃあさぁ、お前は何で未だにあの座布団を持ち歩いて…完治してないわけ?どういう事なの?」
浜「いや、完治はしてないですよ。疲れてきたら痛なりますから。だから固いトコ座れないんです」
松「なんでなんで?」
浜「いや…。もう何っ回も言いますけど―

イボ痔というのは、まあ何か肛門のどっか、この辺に出来よるんでしょ?中から」
松「そうですそうです」
浜「ね?で、何やったら、切ったったらしまいやんか」
松「あの~、出たり入ったりは繰り返しますけどね」
浜「そうでしょ? ―痔瘻というのは…。皆さん聞いといて! 肛門あるでしょ?

腸がこう繋がってるやんか。直腸がこう…。

その途中にトンネルが出来るんですよ。

ほな、(ババ)とかしたら大腸菌が、肛門から(ババ)と一緒に出るはずが、

そのトンネルの中へ大腸菌が逃げるわけですよ」
松「うわぁ~っ…!!! サブウェイじゃないですか!」
浜(首を傾げつつも)「…うん、まあ…まあ、そうかなぁ。それ、逃げるわけですよ」

松「殴られんかなぁと思った…」(胸を撫で下ろす)
浜「ハハハハ…。逃げるわけでしょ?ほな、その菌が出て行ったトコだけが腫れてくるわけですよ」
松「おうおうおうおう」
浜「だから、ひどい人は―、

例えば肛門があったらもう、こんなトコ腫れてきたりするわけ」
松「あ、もう流れていって?」
浜「おう」
松「え~っ!?」

浜「だから、昔はこの肉を全部えぐらへんかったら手術でけへんかったわけよ」
松「あ、その道を?」
浜「こっから(肛門)トンネルがここまで(臀部)出来てるわけやから」
松「はいはいはいはい…」

浜「大腸菌がこっち逃げて、ここボコ~なるわけやん!」
松「あ~!」
浜「昔はコレ、えぐるわけですよ!」

松「いや、コレはエグいっすよ!謎の小袋じゃないですか!」

浜(頭パーン!)
松「あ、殴られた…。コレはアカンねや…」
浜「肛門に近いトコが出てくる方が、まだ…何ていうの、その…簡単というか…、まだ大丈夫」
松「いや、もう…」

浜「俺はこの辺やねん。周り…この辺やねん。ほいで、たまにもう疲れたり、固いトコ座ったりしたら…

プク~ッ…」
松「アハハハハハハハ!」
浜「もうね、歩けないですよ」
松「いや、最大はホンマに俺もキツかったよ」
浜「俺もドラマやってる時に、台詞言うてフレームから外れなアカンのに、

いつまでもおったから―」
松「おじいちゃんや!」

浜「(監督に)『早く外れろーっ!!』」
松「『何だアイツ~!!』」
浜「『いつまで映ってんだ~っ!!』」
松「『どけよ!』」
浜「もう歩けないんですもん!」
松「ホンマキツいですね」
浜「そいでピッて切って、膿 出てくるでしょ?ほなもう、スキップできるぐらいになってるよ」
松(顔を顰める)
浜「何年もまだ腫れは来てないんで…。持ってますけどね、核は。核は持ってます」
松「核はもうずっと…、結構みんな持ってるらしいっすよ」
浜「それが出るか出ぇへんか」
松「そうそうそう。ほいで、もうあの~医者がね、あの~名医なんですけど、
『松本さん。これね、野球で喩えたら“ワンアウト満塁”なんですよね…』。

『あぁ~…』て言うて、車乗ってから、

『どういう意味や…!』」
浜「ちょっとまだ大丈夫っぽいやんか。ツーアウトでもないし」
松「何回か分からんし、ピッチャーかバッターかも分からんし、俺、何点持ってんのかも分からんやんけ」
浜「納得してるやん。『あぁ~』て」
松「『あぁ~』言うたものの、どういう意味かなぁ~と思てね。ほいで昨日、一昨日また行ったんですよ、一応まだこうなってきて(症状が和らいだので)。ほいで行ったらね、あの~、だいぶ完治してる、と」
浜「あ~、なるほど」
松「『これは松本さん、でもね、これは私が治したんじゃないんです。松本さん、あなたが治したんです。

あなたが松井で、僕は監督です』。

『あぁ~…』」

浜(ケツポーン!)

松「痛い痛い痛い…!!」
浜「あ、ごめんごめん…」
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「おじさん」の無様な居直り




















