●茅野山・早通乗合バス

茅野山・早通乗合バスのお知らせ -新潟市亀田支所
茅野山・早通乗合バス運行開始! -My Town かめだ
1日から、新潟市亀田地区でコミュニティバスの運行が始まった。
「完全に地元住民向けのバス」という先入観もあるのかどうかは知らないが、ほとんど広報されていないので、ウチでも取り上げておこうと思う。
亀田のうち、西部の早通地域には、万代シテイバスセンターから山二ッ、亀田駅などを経由して早通、両川工業団地を経由して酒屋へ至る路線が運行されているが、亀田中心部以西は狭隘な旧道を走るため所要時間が掛かる上、利用者も大幅に減少した事から、今年4月のダイヤ改正で大幅に減便され、土曜・休日は全便運休となった。
早通地域内には新潟交通の新潟南部営業所があり、同営業所へは古町から白山公園、新潟駅南口、長潟を経由する路線が15~20分間隔で運行されているが、これは市中心部への路線。亀田中心部へ向かう路線網は脆弱で、また亀田支所や茅野山の市亀田総合体育館(アスパーク亀田)には直通する公共交通の便が元々なく、地区内外の住民は不便を託っていた。
こうした事情から、茅野山・早通など亀田西部の住民が昨年7月「茅野山・早通生活交通協議会」を結成、2月には試験的にバスを運行するなどして検討を進め、1日から本格的な定期運行が始まった。

この路線は同協議会が、市東部を本拠とするタクシー会社「さくら交通」に運行を委託。10人乗りの専用車(黄色いジャンボタクシー)で1日10便運行され、朝の2便を除く8便が亀田駅西口を起点に循環する。運賃は一律150円。尚、土曜・休日は全便運休(詳細なルート、運行時刻は上記リンク参照)。
また、回数券も発売されており、5枚綴りで750円(乗車1回分おまけ)。バス車内や町内自治会(41区、43区、44区、57区)の他、市亀田支所、まちの駅亀田の郷、アピタ新潟亀田店、さくら交通でも発売されている。

新潟市はこう見えて公共交通の空白域がやたら多い街で、鉄道はJRだけしかない。もうひとつの公共交通であるバスに関しては新潟交通グループがほぼ全ての路線を運行しているが、同社はここ数年、路線網的にも財務的にも目に見えて弱体化の一途を辿っている。市周辺には地下鉄や新交通システム、LRT(路面電車)など、長期的スパンでの公共交通の整備構想はあるものの、現状の問題をどうこうしようという動きは余りなく、新潟交通は今も尚、40年前の道路網を基準とした路線編成から抜け出せないままだ(前出のバスセンター~亀田~酒屋線なんかは、その最たる例なのだが。それこそ新潟駅南口から弁天線をまっすぐ南下して早通や酒屋に至る路線があれば、どれだけ便利なことか)。
そんな中、住民が自らの足を自らの手で確保しようという動きが出てきた。住民主導でバス事業を興すというのは、県内でもまだ稀なケース。心強いと思えるし、大いに注目したい。だが一方、「住民主導」ということが逆にネックになる危険性も否定できない。地元住民「だけが便利」とか、地元住民「だけが乗れる」という誤解は招かないようにしてほしい。尚、運行資金は市が補助金として7割を捻出。残り3割は運賃収入で賄いたいという方針だ。ならば尚更、広く多くの人に利用してもらわねばなるまい。公共交通は乗ってナンボの世界なのだから。
現在、WebでPRしているのは上記2件だけ。それこそもっと広報して、多くの人に乗ってもらえるようにしたらいい。現在は亀田駅西口を起点としているが、亀田駅は駅舎の橋上化が完了したばかりで、まだロータリーや道路拡幅などの工事が残っている。このため現在のバス停は煩雑な所にあるが、駅前通にポリ製のバス停のサインポールが立っている。バスは黄色いワンボックス車で目立つので、すぐ判ると思う。
あと、回数券は亀田駅改札前のデイリーヤマザキでも売ってると便利なんじゃなかろうかと思うが…。
ともあれ、今後は運行していく中で様々な問題点が出てくると思う。それらもクリアしつつ、便利な交通機関に醸成していって欲しい―と切に願っている。
―さて、この話題に関して、新潟日報がまたやらかしやがりましたので晒しておきます。
(誤)「亀田早通地区と旧新潟市を結ぶ新潟交通の路線バスが9月末に廃止」
↓
(正)前出の通り、実際には廃止にはなっていない。
早通経由酒屋線は現在、平日5往復が運行されている(休日は全便運休)他、地域内の亀田工業団地にある南部営業所へは、古町・新潟駅南口からの南長潟・南部営業所線が、データイム20分間隔で運行されている。
まあ、日報に関してはもう、どうでもいいんじゃないんでしょうか。
彼らにすれば、誤植・誤報は不治の病ですから。











