●久々にバスに乗ってみた(今回も相変わらず辛め)
先日、鼻の奥の毛細血管を数箇所切った―という話をしたが、その容態確認と、鼻に詰めたガーゼの除去を行うため、再び新大病院に赴いた。
で、結果はというと、左の鼻に詰めた3枚のガーゼのうち、2枚目を取り出した瞬間に再び出血が始まってしまい、医師に「こりゃ、もう1週間入れとかないとダメですねぇ―」というわけで再びガーゼ責め、しかも今度はまるまる1週間詰めっぱなしというきっついオチになってしまった。せっかく取れると思ったのに。
こうなるともう、怪我とかじゃなくてある意味一種の罰ゲームだ。とはいえ、我慢するしかないのもまた事実だ。
まあ、それはおいといて、このエントリーの本題。
俺はこの怪我で休んだ3日間、車を職場に置いていたので、バスで出社することにした。
診察を終えて治療費を支払って(前回の救急外来分と合わせて僅か2,400円ポッキリだったのが驚いた)新大病院を後にし、市役所前のバス停で平島・大野方面へ向かうバスを待っていた。
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で、旧白山前駅舎を模したトイレの前にある停留所に来やがったのが、20年落ちのコイツ↑だ。
実はこのボロバス、俺は同型車と5ヵ月半前にも一戦交えている。その時も、コイツには大いに気を滅入らされたのだが(過去ログ「バス高けぇよ!(新津~加茂650円)」参照)、今回は更に大いに気が滅入った―というよりもむしろ「新潟交通は本当に大丈夫なのか?」という激しい不信感と余計な老婆心を抱いてしまった。それについては後述する。
この流線型のバス、国道8号界隈でいっつも見かけるボロバスだ。道ですれ違うたび、或いは後ろに付くたび、既に褪せ果てた塗装と車体に満遍なく点在する腐蝕が気になって仕方がない。こんなバス、できれば乗りたくなんかない。が、これに乗らん事には午前中に仕事に行けないので、おとなしく乗る。職場方面は1時間に1本しかないから、選択肢はそれしかないのだ。
俺は一応、バス停のポールの先頭に立っていたので、乗車口からさっさと乗り込もうとしたら、俺のすぐ後ろに並んでいたオジイが勝手に割り込んで(しかも俺を押し退ける様にして)乗り込みやがった。まあ、そんなマナーもへったくれもないアナーキーなオジイは放っておこう。因みにそのオジイは最前列の席に腰を下ろすと、運転士と暫し歓談していたが。
バスが来た時点で、車体のエクステリアがボロボロになっているという事については重々承知している。というか、その姿は路上などで普段から見ている。しかし、車内についてはなかなか見る機会がないので、ゆっくりと見渡してみた。床は昔ながらの木の床。コールタール的な油脂を塗ったコンパネを木ネジで止めた―というか、その油はすっかり抜け落ちて、完全にカッサカサになっている。近年張り替えたような形跡は、全くない。
そして、このバスの重大な問題は、車体そのものの強度が疑わしい状態になっているという事だ。写メで3枚ほど撮ってみた。
(1)天井

天井のエアコン吹出口付近。天板の継ぎ目を埋めるパッキンが歪んでいるのが判る。
(2)壁面

ところどころ、腐蝕によって穴が開いてしまっている。一応補修はしているようで、腐食した箇所を塗装やコーキングで埋めているが、腐蝕は進行するばかり。さすがにもう限界なのではないか。
(3)ピラー(支柱)

窓と窓の間の支柱、その根元の部分の約1/3が、腐蝕によってなくなっている。万が一、衝突などによって側面から何らかの衝撃を受けた際、このバスは乗客の安全を守ることができるのだろうか?
バスマニアから言わせれば、北村製作所は10年程前にバス車体の製造から撤退したため、この車体は非常に貴重なんだとか。それはまあ認めましょう。マニアの観点から言えば、そういうことなんでしょう。
しかしご覧の通り、保存状態がこんなにも良くないのだ。こんな安全性も疑わしいような車両が、こうして平然と走っているという事実を目の当たりにして、正直辟易としてしまった。
新潟交通は、こんなんでええんか?
こんなんで、ホンマに大丈夫なんか?いろんな意味で。
8月31日まで旧新潟市域に限り、小人・1回乗車に付き50円とかサービスやってるみたいだけど、俺が乗ったバスなんて、子供全然乗ってなかったぞ。
本来急がれるべき新車の投入をないがしろにしてまで、老朽化が著しく安全性も疑わしいようなポンコツバスをのんべんだらりと走らせ続けるのか。それとも、乗客の安全を第一に確保し、気軽に利用できるような利便性を保ち、そして乗客や住民のニーズを最優先に考えながら運行形態を構築していくのか。
この二者択一なら、答えはひとつしかないはずだ。それに応えられないからこそ、新潟市周辺ではバス離れに歯止めが掛からないのではないだろうか?決して「少子化による定期利用者の減少」ばかりが理由ではない。
バスが不便だから疎んじられ、中高生は自転車に乗り、免許を取った人は自家用車に乗る。さすれば、利用者が減り、減収減益となったバス会社は運賃を上げ、本数や路線を削減する。無論、余計に不便になる。そうなればチャリか車の方がよっぽど都合がいい。また乗客が減るからバス会社は減収、で、また値上げと廃止だ。結局その繰り返しである。これは新潟のみならず、日本の路線バス事業者のほとんどが抱えている悪循環のパターンなのだが。
因みにだが、このボロバスが所属する新潟交通西 潟東営業所では17日、所属する高速バス用車両が北陸道・新潟中央IC付近を走行中、車体後方の非常扉が開くというトラブルを起こしている。実はこの一件も、非常扉の部品が腐蝕したことに起因して発生したものだった。
―何か昨日いじった、昨年のNSTの一件と同じようなオチの書き方だなぁ。











