●木村師範を見習え。
昨日、日テレ系で深夜放映された「NNNドキュメント'05」の御題は「スコアボードの人生 ~ 楽天に夢をつないだ男 ~」。
宮城テレビ放送(ミヤギテレビ、MMT)制作、尺は30分で、ナレーションは萩原聖人。
旧県営宮城球場で32年間、スコアボードの選手名パネルを書き続けてきた宮城県野球協会副会長、木村稔師範(75)の密着取材を通じて、東北に新球団が誕生し、旧宮城球場がフルキャストスタジアム宮城へと姿を変えるプロセスを追った企画。師範の半生と、かつてロッテにケツを捲られた宮城球場の哀しい過去についても触れている。
師範の表情は実に豊かだった。
旧スコアボードで最後の奉公を勤め上げた時の、寂しさと達成感とが入り混じった表情。
スコアボードの解体が始まった時の「身体の一部を壊されているような気持ち」という、哀しげな表情。
楽天の本拠地開幕戦で、礒部が放った今季第1号が、昨季までの仕事場であったバックスクリーンへ飛んで行ったのを見た時の、嬉しそうな表情。
そして翌日試合前、「地域貢献賞」と銘打って球団から功労者表彰された時の、とっても清々しい表情。

正直楽しく、そしてちょっとだけ感情移入もしつつ見させてもらいました。30分ではちょっと物足りない気もしたけど。因みに、今回の「スコアボードの人生」、その題字テロップも師範直筆のものを採用した。
師範は今後も、社会人野球などでスコアボードを書き続けるそうだ。
その木村師範に取材したBlogをめっけたのでリンク。
木村稔 -ひとりけいじばん(2/7)
ところで番組では、昨秋の師範の働きぶりを追っていた。
試合前日、パネルに翌日の出場全選手名を書き入れる、いわゆる「仕込み」の様子や、当日試合前にアルバイトの学生を集めて手際よく指示し、スタメン発表でアナウンスに合わせてパネルを順々に出していく様子、更には前日書き忘れた選手名のパネルを急遽書き「(ペンキが)垂れてもいいから出して」と指示している様子も捉えられていた。
この手際の良さ、新潟県内で野球場などのスコアボードをオペしている連中には是非、爪の垢でも煎じてお好みの濃度に希釈して、3L程呑んで頂きたいところだ。
月末、また高田で粗相やらかすんだろうなぁ。
それもある意味、新潟県の野球シーンにおいては恒例の年中行事なんだけどな。











