●「GIANTS FxxK!!」、そして6連敗

関東の各スポーツ紙はいずれも一面。大阪、福岡でも裏一面と、メディアが一斉に食いついた昨日のこの一件(新潟では、スポーツ紙は早刷り発行なので間に合わず)。その食いつきっぷりのまとめ。
ローズ、ブチ切れ!「みんなヘタクソ」 5連敗借金6巨人に不協和音 -報知新聞
巨人5連敗で崩壊、ローズ逆ギレ「帰る」 -日刊スポーツ
ローズ逆ギレ「ジャイアンツ大嫌い」 -スポーツニッポン
G・ローズ造反「帰る」!“緩慢プレー”批判にブチ切れ -サンケイスポーツ
内紛勃発!ローズ「巨人はへたくそ」 -デイリースポーツ
ローズ、造反 「ジャイアンツ大嫌い」 緩慢守備注意され逆ギレ!! -中日スポーツ
で今日、とりあえずオチが付いた。
ぶち切れたローズ処分へ…宿舎で堀内監督と緊急会談 -夕刊フジ
チーム批判の巨人ローズに罰金200万円 -日刊スポーツ
というわけで、結局タフィが折れた。
巨人・高山鋼市執行役員総務本部長はローズ、弘田澄男コーチの両者から事情聴取。双方に「行き違いや誤解もあったようだ」として、ローズの行動を「コーチの指導に対する身体的接触を含む反発行為」と「球団に対する侮辱的発言」に該当するとして罰金処分を課すことに。ローズ本人もこの日、監督・コーチ、選手に謝罪。罰金200万円を球団に支払うことになった(罰金は主催試合に子供たちを招待する費用に充当される予定)。
で、今日のタフィ、批判の矛先に挙げた番長アニキらと、何事もなかったように談笑していた。しかし選手はともかく、首脳陣の間に火種が残っている可能性は決して否めない。
だが俺が思うに、昨日タフィがぶちまけた愚痴の内容は、あながち間違ってなくもない。
では、改めて昨日の発言を検証してみよう。
報知
「オレは東京に帰るッ。オレをもう呼ぶな! ヘタクソッ。みんなヘタクソ。ヒロタさんにはみんなオレが悪いと言われた。ピッチャーも、コーチも、みんな悪い。ジャイアンツ大嫌い! 全部書いてくれて構わない」
ニッカン
「フ××キン、ジャイアンツ。みんな書いていいよ。オレのせい(と)ヒロタさん言った。ジャイアンツ大嫌い。(日本で自分は)10年やった(けど自分に対する周囲からの)尊敬ない。差別。ジャイアンツみんな下手くそ。大嫌い。ピッチャー、真っすぐ投げて打たれたのもオレのせい(?)」
スポニチ
「もう東京に帰る。ジャイアンツF××K!ジャイアンツへたくそ。ジャイアンツ大嫌い。きょう負けたのは全部オレのせいじゃない。弘田コーチにはオレのせいだと言われたんだ。全部言うよ。ピッチャーが悪い。みんな打たれる。10年間やってきたけど(巨人には)尊敬なんかない。差別だ」
サンスポ
「ジャイアンツ、ファ●ク!! もう東京に帰るよ。全部オレがいってやる!守備について、おれのせいだといわれた。10年間プレーしたけど、選手に対する尊敬がない。ピッチャーが打たれたのが、おれのせいなのか。大嫌いだ。阿部(の送球)も真っすぐ投げていないし、清原も全力で走っていないじゃないか。なんでオレだけのせいなんだ」
デイリー
「ジャイアンツ、下手くそ!!大嫌い!東京に帰る。(報道陣に)書いて。ドンドン書いて。ジャイアンツ、ファ×ク! 弘田さんに、(敗戦は)オレのせいだと言われた。オレのせいだけじゃない。ピッチャーが真っすぐ投げて本塁打を打たれたのもオレのせいなの?ピッチャー悪い。みんな悪い。10年間やってきたけど(自分に)尊敬がない」
中スポ
「ジャイアンツなんか大嫌い。投手も悪いし、みんな悪い。東京へ帰る。弘田に(チームの敗戦は)オレのせいだ…と言われた。本塁打を打ったのに、オレのせいなのか。(日本で前所属の近鉄時代を含めて)10年間やってるけど、(ローズに対してチーム側の)尊敬がない。差別だ」
全部が悉く、当たってると思うんだが。
確かに、打球をきっちり追わなかったタフィが悪いのは悪いけど。
開幕1ヶ月間のジャイアンツを見渡せば、慎之助の盗塁阻止率は今季著しく低下してるし、500号リーチの番長アニキにしても、足の状態が決して万全じゃないまま出場を続けている。投手陣にしても、先発は先制を許し、中継ぎは逆転・追加点・決勝点を許しまくるという惨憺たる状態。采配面を見ても、打撃のいい清水を控えに回してまで、守備と走塁くらいでしか役に立たないキャプラーを使い続けたり、とっておきの代打・江藤に代打の代打を出してみたり、勝ってようと負けてようとシコースキー、林♀、前田をやたらめったら投げさせてみたり―と、今季巨人がやってることは無茶苦茶も無茶苦茶。そして何と言っても極め付けは、thee miceli gun elephantだ。
こんなヘボっちい試合をしていて、最下位じゃないほうがそれこそおかしい。
でも、こうして勝てないその一方で、今のジャイアンツはネタ的に、そしてアンチ巨人的には相当ウケを取りまくっている。見方によっては、今の巨人戦はある意味、下手なバラエティ番組よりも面白いのだ。それこそこういう試合をずっと続けていれば、低迷している視聴率にしても、再び20%を超えるのだって決して夢じゃない、という気すらしてくるので不思議だ。
というわけで、今季のジャイアンツには「(全く別の意味で)頑張れ」と、俺は言いたい。
そして今日も今日とて、上原が8回3失点で粘ったところで打線が繋がらず、遂に03年9月以来の6連敗。
この連休の間、どうなる事やら。











